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創傷治癒センターについて

創傷、いわゆる「キズ」といっても、外傷性、褥瘡(とこずれ)、血管性(動脈性、静脈性)、神経障害性(糖尿病)など様々な原因のものがあります。そのような疾患の患者さんに、どこの診療科を受診すれば良いか判りにくいという声があります。
創傷治癒センターは、そのような「キズ」や「キズあと」で困っている患者さんの総合窓口です。「キズ」や「キズあと」の局所的治療のみならず、精査した上で原因別に分類し、なかなか治らない小さな「キズ」の背景にある全身疾患も関連の専門診療科で協力して治療します。

「キズ」や「キズあと」でお悩みの患者さんがいらっしゃれば、一度受診して頂くことをお勧めします。

創傷と治療について

外傷

一般的な外傷に加え、手術後の離開創などにも対応しています。

褥瘡(とこずれ)

従来からの軟膏を使用した保存的加療に加えて、陰圧閉鎖療法、手術療法も積極的に行っています。

傷あと・ひきつれ・ケロイド

各種外傷後の醜形を伴った傷跡・ケロイドやそれに伴うひきつれに対する治療を行っています(けがをした後、腕が上がりにくくなった。突っ張るようになった等)。

足潰瘍

糖尿病性神経障害、末梢循環障害などが病因となり引き起こされます。足関節部にできる潰瘍は静脈性であることが多く、原因である下肢静脈瘤の治療(保存的または外科的)を行ったうえで潰瘍治療を行います。足潰瘍患者には血糖コントロール・血管再建術の他、生命予後延長のため様々な内科的治療が必要です。当センターでは総合病院である強みを生かし、各種薬物療法で治療困難な症例は、循環器内科による血管形成術を施行するなど関連の専門診療科が連携して、歩行機能を維持した状態で治癒するよう傷以外の治療にも当たらせて頂きます。
→詳しくはこちら(済生会ホームページへ)

足壊疽

高齢化や生活習慣病による動脈硬化や糖尿病の進行に伴う高度虚血により、足潰瘍から足壊疽となり足切断に至る患者が増加しています。そのような重症下肢虚血患者の予後は、1年以内の死亡率25%と癌などの悪性疾患に匹敵するほど不良です。死因は下肢の潰瘍や壊疽がではなく、40%~60%が狭心症や心筋梗塞などの冠動脈疾患の併発が原因と言われています。当センターでは、この分野に特に力を入れており、歩行機能を維持するために、出来る限り大切断術を避けて積極的に低侵襲なカテーテル治療を行い、また同時に全身血管性病変を早期に治療して生命予後の延長を図ることを大きな目標としています。

創傷治癒センター : 南方 竜也

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