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研修医の本音

済生会野江病院では、1年次に一般内科、循環器内科、消化器内科、呼吸器内科、神経内科、外科、麻酔科、脳神経外科、整形外科と多彩な科を研修できるシステムとなっていて、実に幅広く経験を積むことができました。

一度実際に受け持った症例は実感として身に付くため、他科へ移動した際にすでに経験した疾患に触れることがあれば慌てず対処することができます。多くの科を経験することで、全身的な考え方、診察ができるようになり、治療方針としても多面的に打ち立てられるようになるのではないかと思います。

反面、一つの科で研修する期間が制限される面があり、慣れてきて自分なりに行動が取れるようになった頃に他科へ移動となってしまうことがあり、そういった時にはもっと時間が欲しいと思うこともあります。

また、野江病院の先生方、スタッフの皆さんは非常に熱心に指導して下さる上、優しく接して頂けるため、戸惑いばかりの研修医にとってはその温かさが身にしみます。挨拶も活発で、活気のある病院です。地域の基幹病院として多忙な病院ではありますが、合間を縫っていろんな人と食事に出かけたり、プライベートも充実しています。

研修医同士はまとまりやすい人数で構成されているため、非常に仲良くしています。研修室が用意されているため、仕事が一段落すればそこに集まって和んだり、時には活発に議論を交わしています。

1年を通じて、この病院で研修できてよかったと思っています。

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