整形外科 臨床研修について
研修目標
- 代表的整形外科疾患の病態を理解する。
- 問診法、診察法を習得する。
- 医療記録を作成する。
- 検査指示を作成する。
- 治療方針をたてる。
- 基本手技を習得する。
- 主たる手術手技を理解し、介助する。
- 術後の後療法の指示、指導を行う。
研修の具体的方法
数名の入院患者を受け持ち、指導医と共に、患者の診断、治療方法の決定、検査、手術、術後管理、後療法を行う。
外来診察に参加して、外来での患者対応について学ぶ。
カンファレンス等
午前 | 午後 | ||
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木 | 朝:抄読会 | 総回診 | 夕刻:カンファレンス |
研修期間
原則3ヶ月
診療実績
- 手術症例
研修医の皆さんへ
整形外科は外傷から慢性疾患まで多岐にわたる疾患を扱い、又、小児から高齢者までの幅広い年齢層を対象とし、さらに脊椎から四肢に至るまで広い守備範囲を要求されます。一生掛けても習得しきれない奥深さに恐れをなすこともありますが、反対に日々新しい発見に驚かされることもあります。
当科では、初期研修として、外傷を基本とした「全身を診る」という診療スキルを体得していただきたいと考えています。幸い、当院は地域の基幹病院として救急車搬入の件数も多く、症例は豊富です。また、当科医師スタッフ6名という人数が、多すぎず少なすぎず、医師間の活発な意見交換も盛んに行われています。俗な表現になりますが、「アットホーム」な研修体制を確保しています。
そして、若いドクターの意気込みがわれわれ指導層のモチベーションを高揚します。是非、当科での研修をお考えください。