令和3年度 大阪府済生会野江病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 150 134 176 265 499 874 1300 2931 2300 344
令和3年度の全症例数は8,973人であり、令和2年度の8,817人より156人の増加となりました。コロナウィルス感染拡大の影響を受けながらも過去の経験を活かし柔軟に対応した結果が増加につながったと考えます。
最も多い年齢層は70~79歳で2,931人と、全患者数の約32.67%を占めております(令和2年度は33.65%)。70歳以上は5,575人にのぼり(全体の62.13%を占める。令和2年度は62.54%)、高齢者の入院率の高さを読み取ることが出来ます。
当院は大阪市東部(城東区、鶴見区、旭区)の地域医療を担う中核病院であり、地域医療支援病院、災害医療協力病院、大阪府がん診療拠点病院に指定されています。今後も様々な形で地域医療に貢献していきたいと考えております。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他)-副病:なし 22 5.23 5.83 0.00% 1.55
0400801199x00x 肺炎等(1歳以上15歳未満)-手術なし-処置2:なし-副病:なし 13 4.85 5.76 0.00% 2.00
180030xxxxxx0x その他の感染症(真菌を除く。)-副病:なし 11 6.36 10.47 9.09% 3.27
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症-手術なし - - 13.14 - -
140010x199x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上)-手術なし-処置2:なし - - 6.13 - -
当院小児科で、入院患者数の多い疾患(上位5位まで)をあらわした指標です。
①最も件数の多い疾患はRSウイルス気管支炎や急性気管支炎で、患者の平均年齢は1.55歳、平均入院期間は5.23日(全国平均在院日数は5.83日)でした。
②2番目に多い疾患は、気管支肺炎で、患者の平均年齢は2.00歳、平均入院期間は4.85日(全国平均在院日数は5.76日)でした。
③3番目に多い疾患は、菌血症やウイルス感染症で、患者の平均年齢は3.27歳、平均入院期間は6.36日(全国平均在院日数は10.47日)でした。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折-人工骨頭挿入術 肩、股等 110 24.28 25.32 77.27% 82.63
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。)-人工関節再置換術等 40 26.10 23.02 15.00% 75.08
070343xx01x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎-脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等-処置2:なし 33 20.91 20.31 9.09% 74.24
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。)-人工関節再置換術等 29 25.72 20.63 17.24% 68.45
160760xx97xx0x 前腕の骨折-手術あり-副病:なし 26 4.65 4.99 0.00% 45.27
当院整形外科で、入院患者数の多い疾患(上位5位まで)をあらわした指標です。
①最も件数の多い疾患は、大腿骨頚部骨折や大腿骨転子部骨折等に対し骨折観血的手術や人工骨頭挿入術等を実施したケースで、患者の平均年齢は82.63歳、平均入院期間は24.28日(全国平均在院日数は25.32日)、転院率は77.27%でした。
②2番目に多い疾患は、膝関節症に対し人工関節置換術を実施したケースで、患者の平均年齢は75.08歳、平均入院期間は26.10日(全国平均在院日数は23.02日)でした。
③3番目に多い疾患は、腰部脊柱管狭窄症等に対し脊椎前方後方同時固定術や椎弓切除術等を実施したケースで、患者の平均年齢は74.24歳、平均入院期間は20.91日(全国平均在院日数は20.31日)でした。
④4番目に多い疾患は、股関節症に対し人工関節置換術等を実施したケースで、患者の平均年齢は68.45歳、平均入院期間は25.72日(全国平均在院日数は20.63日)でした。
⑤5番目に多い疾患は、橈骨遠位端骨折等に対し骨折観血的手術等を実施したケースで、患者の平均年齢は45.27歳、平均入院期間は4.65日(全国平均在院日数は4.99日)でした。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020230xx97x0xx 眼瞼下垂-手術あり-処置2:なし 27 2.07 2.94 0.00% 74.81
050180xx02xxxx 静脈・リンパ管疾患-下肢静脈瘤手術等 16 4.69 2.75 0.00% 70.81
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。)-その他の手術あり-処置1:なし 15 3.73 4.66 0.00% 56.13
100100xx97x1xx 糖尿病足病変-手術あり-処置2:あり 13 27.46 48.20 0.00% 62.08
160200xx0200xx 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。)-鼻骨骨折整復固定術等-処置1:なし-処置2:なし 13 4.54 5.16 0.00% 47.15
当院形成外科で、入院患者数の多い疾患(上位5位まで)をあらわした指標です。
①最も件数の多い疾患は、眼瞼下垂症に対し手術を実施したケースで、患者の平均年齢は74.81歳、平均入院期間は2.07日(全国平均在院日数は2.94日)でした。
②2番目に多い疾患は、下肢静脈瘤に対し下肢静脈瘤血管内焼灼術等を実施したケースで、患者の平均年齢は70.81歳、平均入院期間は4.69日(全国平均在院日数は2.75日)でした。
③3番目に多い疾患は、軟部腫瘍や皮下腫瘍に対し皮膚、皮下腫瘍摘出術等を実施したケースで、患者の平均年齢は56.13歳、平均入院期間は3.73日(全国平均在院日数は4.66日)でした。
④4番目に多い疾患は、皮膚潰瘍に対し全層植皮術等を実施したケースで、患者の平均年齢は62.08歳、平均入院期間は27.46日(全国平均在院日数は48.20日)でした。
⑤同じく4番目に多い疾患は、頬骨骨折や顔面多発骨折等に対し頬骨骨折観血的整復術や眼窩骨折観血的手術等を実施したケースで、患者の平均年齢は47.15歳、平均入院期間は4.54日(全国平均在院日数は5.16日)でした。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷-その他の手術あり-処置2:なし-副病:なし 10 12.00 9.78 0.00% 73.10
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満)-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-副病:なし - - 18.90 - -
010050xx02x01x 非外傷性硬膜下血腫-慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等-処置1:0-処置2:なし-副病:あり-0 - - 17.62 - -
010120xx01xxxx 特発性(単)ニューロパチー-三叉神経節後線維切截術等 - - 13.59 - -
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷-手術なし-処置2:なし-副病:なし - - 8.30 - -
当院脳神経外科で、入院患者数の多い疾患(上位5位まで)をあらわした指標です。
①最も件数の多い疾患は外傷性慢性硬膜下血腫等に対し慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等を実施したケースで、患者の平均年齢は73.10歳、平均入院期間は12.00日(全国平均在院日数は9.78日)でした。
呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x00x 肺の悪性腫瘍-手術あり-処置2:なし-副病:なし 75 12.81 10.47 1.33% 71.65
040200xx01x00x 気胸-肺切除術等-処置2:なし-副病:なし 27 11.00 9.86 7.41% 47.74
040200xx99x00x 気胸-手術なし-処置2:なし-副病:なし 17 8.65 9.28 11.76% 43.88
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍-手術なし-処置1:なし-処置2:4あり-副病:なし - - 9.07 - -
040030xx01xxxx 呼吸器系の良性腫瘍-肺切除術 気管支形成を伴う肺切除等 - - 8.82 - -
当院呼吸器外科で、入院患者数の多い疾患(上位5位まで)をあらわした指標です。
①最も件数の多い疾患は、肺がんに対し胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術等を実施したケースで、患者の平均年齢は71.65歳、平均入院期間は12.81日(全国平均在院日数は10.47日)でした。
②2番目に多い疾患は、気胸に対し胸腔鏡下肺切除術等を実施したケースで、患者の平均年齢は47.74歳、平均入院期間は11.00日(全国平均在院日数は9.86日)でした。
③3番目に多い疾患は気胸(手術なし)のケースで、患者の平均年齢は43.88歳、平均入院期間は8.65日(全国平均在院日数は9.28日)でした。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050180xx02xxxx 静脈・リンパ管疾患-下肢静脈瘤手術等 11 3.00 2.75 0.00% 69.18
050050xx0111xx 狭心症、慢性虚血性心疾患-心室瘤切除術(梗塞切除を含む。) 単独のもの等-処置1:1,2あり-処置2:1あり - - 26.82 - -
050080xx0111xx 弁膜症(連合弁膜症を含む。)-ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等-処置1:1あり-処置2:1あり - - 34.25 - -
050163xx02x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤-大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 腹部大動脈(分枝血管の再建を伴うもの)等-処置2:1あり - - 19.66 - -
050050xx0113xx 狭心症、慢性虚血性心疾患-心室瘤切除術(梗塞切除を含む。) 単独のもの等-処置1:1,2あり-処置2:3あり - - 39.57 - -
当院心臓血管外科で、入院患者数の多い疾患(上位5位まで)をあらわした指標です。
①最も件数の多い疾患は下肢静脈瘤に対し下肢静脈瘤血管内焼灼術や大伏在静脈抜去術等を実施したケースで、患者の平均年齢は69.18歳、平均入院期間は3.00日(全国平均在院日数は2.75日)でした。
肛門外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060241xx97xxxx 痔核-手術あり 64 2.06 5.52 0.00% 63.97
060220xx97xxxx 直腸脱、肛門脱-手術あり 11 8.46 9.14 0.00% 77.45
060235xx97xxxx 痔瘻-手術あり 10 6.60 5.74 0.00% 41.90
060260xx97xxxx 裂肛、肛門狭窄-手術あり - - 6.89 - -
060100xx03xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。)-内視鏡的消化管止血術等 - - 4.71 - -
当院肛門外科で、入院患者数の多い疾患(上位5位まで)をあらわした指標です。
①最も件数の多い疾患は、内痔核に対し四段階注射法による硬化療法や痔核根治術等を実施したケースで、患者の平均年齢は63.97歳、平均入院期間は2.06日(全国平均在院日数は5.52日)でした。
②2番目に多い疾患は、直腸脱に対し腹腔鏡下直腸脱手術や肛門形成手術等を実施したケースで、患者の平均年齢は77.45歳、平均入院期間は8.46日(全国平均在院日数は9.14日)でした。
③3番目に多い疾患は、痔瘻に対し痔瘻根治術等を実施したケースで、患者の平均年齢は41.90歳、平均入院期間は6.60日(全国平均在院日数は5.74日)でした。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患-手術あり-片眼 709 3.06 2.71 0.00% 75.72
020240xx97xxx0 硝子体疾患-手術あり-片眼 - - 5.36 - -
020160xx97xxx0 網膜剥離-手術あり-片眼 - - 8.48 - -
020180xx97x0x0 糖尿病性増殖性網膜症-手術あり-処置2:なし-片眼 - - 6.59 - -
020200xx9710xx 黄斑、後極変性-手術あり-処置1:あり-処置2:なし - - 6.14 - -
当院眼科で、入院患者数の多い疾患(上位5位まで)をあらわした指標です。
①最も件数の多い疾患は、白内障に対し水晶体再建術等を、1入院期間中に片眼に実施したケースで、患者の平均年齢は75.72歳、平均入院期間は3.06日(全国平均在院日数は2.71日)でした。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030390xx99xxxx 顔面神経障害-手術なし 29 8.28 9.01 0.00% 60.21
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎-手術なし 25 6.08 5.71 0.00% 40.04
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 24 8.13 7.84 0.00% 28.04
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 24 4.04 6.47 0.00% 58.46
030240xx01xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎-扁桃周囲膿瘍切開術等 15 7.27 8.50 0.00% 38.33
当院耳鼻咽喉科で、入院患者数の多い疾患(上位5位まで)をあらわした指標です。
①最も件数の多い疾患は顔面神経麻痺で、患者の平均年齢は60.21歳、平均入院期間は8.28日(全国平均在院日数は9.01日)でした。
②2番目に多い疾患は扁桃炎、扁桃周囲膿瘍(手術なし)のケースで、患者の平均年齢は40.04歳、平均入院期間は6.08日(全国平均在院日数は5.71日)でした。
③3番目に多い疾患は、扁桃炎、扁桃肥大に対し口蓋扁桃摘出術等を実施したケースで、患者の平均年齢は28.04歳、平均入院期間は8.13日(全国平均在院日数は7.84日)でした。
④同じく3番目に多い疾患は、慢性副鼻腔炎対し手術を実施したケースで、患者の平均年齢は58.46歳、平均入院期間は4.04日(全国平均在院日数は6.47日)でした。
⑤5番目に多い疾患は扁桃炎、扁桃周囲膿瘍に対し扁桃周囲膿瘍切開術等を実施したケースで、患者の平均年齢は38.33歳、平均入院期間は7.27日(全国平均在院日数は8.50日)でした。
放射線治療科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010010xx9903xx 脳腫瘍-手術なし-処置1:なし-処置2:3あり 14 18.79 17.10 42.86% 71.29
070040xx99x2xx 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。)-手術なし-処置2:2あり 14 23.64 20.77 28.57% 69.86
03001xxx99x30x 頭頸部悪性腫瘍-手術なし-処置2:3あり-副病:なし - - 22.84 - -
040040xx9902xx 肺の悪性腫瘍-手術なし-処置1:なし-処置2:2あり - - 20.68 - -
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎-手術なし-処置2:なし - - 20.57 - -
当院放射線治療科で、入院患者数の多い疾患(上位5位まで)をあらわした指標です。
①最も件数の多い疾患は、転移性脳腫瘍に対し放射線療法を実施したケースで、患者の平均年齢は71.29歳、平均入院期間は18.79日(全国平均在院日数は17.10日)でした。
②同じく最も多い疾患は、転移性骨腫瘍等に対し放射線療法を実施したケースで、患者の平均年齢は69.86歳、平均入院期間は23.64日(全国平均在院日数は20.77日)でした。
脳神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満)-手術なし-処置1:なし-処置2:4あり-副病:なし-発症前Rankin Scale 0、1又は2 34 25.06 15.63 58.82% 76.24
010230xx99x00x てんかん-手術なし-処置2:なし-副病:なし 26 8.92 7.22 11.54% 65.54
010060x2990411 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満)-手術なし-処置1:なし-処置2:4あり-副病:1あり-発症前Rankin Scale 0、1又は2 19 19.95 17.48 36.84% 71.89
010160xx99x00x パーキンソン病-手術なし-処置2:なし-副病:なし 19 22.68 17.86 31.58% 77.79
010060x2990201 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満)-手術なし-処置1:なし-処置2:2あり-副病:なし-発症前Rankin Scale 0、1又は2 15 12.80 15.57 26.67% 73.27
当院脳神経内科で、入院患者数の多い疾患(上位5位まで)をあらわした指標です。
①最も件数の多い疾患は、脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満、発症前Rankin Scale 0、1又は2)に対しエダラボンを投与したケースで、患者の平均年齢は76.24歳、平均入院期間は25.06日(全国平均在院日数は15.63日)でした。
②2番目に多い疾患はてんかんで、患者の平均年齢は65.54歳、平均入院期間は8.92日(全国平均在院日数は7.22日)でした。
③3番目に多い疾患は、脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満、定義副傷病名あり、発症前Rankin Scale 0、1又は2)に対しエダラボンを投与したケースで、患者の平均年齢は71.89歳、平均入院期間は19.95日(全国平均在院日数は17.48日)でした。
④同じく3番目に多い疾患はパーキンソン病で、患者の平均年齢は77.79歳、平均入院期間は22.68日(全国平均在院日数は17.86日)でした。
⑤5番目に多い疾患は、脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満、発症前Rankin Scale 0、1又は2)に対しリハビリテーションを実施したケースで、患者の平均年齢は73.27歳、平均入院期間は12.8日(全国平均在院日数は15.57日)でした。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 25 7.40 9.22 0.00% 69.16
080010xxxx0xxx 膿皮症-処置1:なし 13 10.92 13.07 15.38% 67.85
080190xxxxxxxx 脱毛症 - - 3.36 - -
080110xxxxx0xx 水疱症-処置2:なし - - 29.17 - -
080080xxxxxx1x 痒疹、蕁麻疹-処置1:0-処置2:0-副病:あり-0 - - 8.93 - -
当院皮膚科で、入院患者数の多い疾患(上位5位まで)をあらわした指標です。
①最も件数の多い疾患は帯状疱疹で、患者の平均年齢は69.16歳、平均入院期間は7.40日(全国平均在院日数は9.22日)でした。
②2番目に多い疾患は下肢蜂巣炎で、患者の平均年齢は67.85歳、平均入院期間は10.92日(全国平均在院日数は13.07日)でした。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍-膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術-処置2:なし 105 5.67 7.02 0.00% 76.06
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍-手術なし-処置1:あり 101 2.08 2.50 0.00% 73.04
11012xxx020x0x 上部尿路疾患-経尿道的尿路結石除去術-処置1:なし-副病:なし 40 5.55 5.56 0.00% 63.78
110200xx02xxxx 前立腺肥大症等-経尿道的前立腺手術等 26 7.12 8.23 0.00% 74.58
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症-手術なし 23 10.13 13.14 8.70% 63.52
当院泌尿器科で、入院患者数の多い疾患(上位5位まで)をあらわした指標です。
①最も件数の多い疾患は、膀胱がんに対し経尿道的膀胱悪性腫瘍手術を実施したケースで、患者の平均年齢は76.06歳、平均入院期間は5.67日(全国平均在院日数は7.02日)でした。
②2番目に多い疾患は、前立腺がん疑いに対し前立腺針生検法を実施したケースで、患者の平均年齢は73.04歳、平均入院期間は2.08日(全国平均在院日数は2.50日)でした。
③3番目に多い疾患は、尿管結石症や腎結石症に対し経尿道的尿路結石除去術(レーザーによるもの)等を実施したケースで、患者の平均年齢は63.78歳、平均入院期間は5.55日(全国平均在院日数は5.56日)でした。
④4番目に多い疾患は、前立腺肥大症に対し経尿道的レーザー前立腺切除術(ホルミウムレーザーを用いるもの)を実施したケースで、患者の平均年齢は74.58歳、平均入院期間は7.12日(全国平均在院日数は8.23日)でした。
⑤5番目に多い疾患は急性腎盂腎炎や膿腎症で、患者の平均年齢は63.52歳、平均入院期間は10.13日(全国平均在院日数は13.14日)でした。
産科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120140xxxxxxxx 流産 10 3.90 2.44 0.00% 37.60
120165xx99xxxx 妊娠合併症等-手術なし - - 11.16 - -
120130xx97xxxx 異所性妊娠(子宮外妊娠)-手術あり - - 5.45 - -
120150xx99xx0x 妊娠早期の出血-手術なし-副病:なし - - 10.22 - -
120130xx99xxxx 異所性妊娠(子宮外妊娠)-手術なし - - 5.17 - -
当院産科で、入院患者数の多い疾患(上位5位まで)をあらわした指標です。
①最も件数の多い疾患は稽留流産に対し流産手術を実施したケースで、患者の平均年齢は37.60歳、平均入院期間は3.90日(全国平均在院日数は2.44日)でした。
婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍-子宮頸部(腟部)切除術等-処置2:なし 36 2.03 3.05 0.00% 38.89
120010xx99x50x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍-手術なし-処置2:5あり-副病:なし 35 4.49 4.23 0.00% 67.89
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍-卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 32 6.00 6.11 0.00% 39.84
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍-手術なし-処置2:4あり-副病:なし 29 5.03 4.34 0.00% 49.14
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍-子宮全摘術等 22 9.64 9.46 0.00% 44.18
当院婦人科で、入院患者数の多い疾患(上位5位まで)をあらわした指標です。
①最も件数の多い疾患は子宮頸部異形成に対し子宮頸部(膣部)切除術を実施したケースで、患者の平均年齢は38.89歳、平均入院期間は2.03日(全国平均在院日数は3.05日)でした。
②2番目に多い疾患は、卵巣がん等に対し化学療法(カルボプラチン+パクリタキセル)を実施したケースで、患者の平均年齢は67.89歳、平均入院期間は4.49日(全国平均在院日数は4.23日)でした。
③3番目に多い疾患は、卵巣腫瘍に対し腹腔鏡下子宮附属器腫瘍摘出術を実施したケースで、患者の平均年齢は39.84歳、平均入院期間は6.00日(全国平均在院日数は 6.11日)でした。
④4番目に多い疾患は、子宮体がんや子宮頸がんに対し化学療法を実施したケースで、患者の平均年齢は49.14歳、平均入院期間は5.03日(全国平均在院日数は4.34日)でした。
⑤5番目に多い疾患は、子宮筋腫に対し子宮全摘術や子宮筋腫摘出(核出)術等を実施したケースで、患者の平均年齢は44.18歳、平均入院期間は9.64日(全国平均在院日数は9.46日)でした。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍-手術なし-処置1:なし-処置2:なし 82 7.11 13.12 8.54% 73.83
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍-手術なし-処置1:あり-処置2:なし 77 3.53 3.30 0.00% 71.97
040110xxxxx0xx 間質性肺炎-処置2:なし 74 15.55 18.42 6.76% 75.35
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍-手術なし-処置1:なし-処置2:4あり-副病:なし 32 6.56 9.07 0.00% 73.13
040040xx9905xx 肺の悪性腫瘍-手術なし-処置1:なし-処置2:5あり 18 17.89 19.34 5.56% 72.61
当院呼吸器内科で、入院患者数の多い疾患(上位5位まで)をあらわした指標です。
①最も件数の多い疾患は肺がん(手術なし、処置なし)で、患者の平均年齢は73.83歳、平均入院期間は7.11日(全国平均在院日数は13.12日)でした。
②2番目に多い疾患は、肺がんの確定診断をつけるために気管支鏡検査目的で入院したケースで、患者の平均年齢は71.97歳、平均入院期間は3.53日(全国平均在院日数は3.30日)でした。
③3番目に多い疾患は間質性肺炎で、患者の平均年齢は75.35歳、平均入院期間は15.55日(全国平均在院日数は18.42日)でした。
④4番目に多い疾患は、肺がんに対し化学療法を実施したケースで、患者の平均年齢は73.13歳、平均入院期間は6.56日(全国平均在院日数は9.07日)でした。
⑤5番目に多い疾患は、肺がんに対し化学療法(カルボプラチン+パクリタキセル等)を実施したケースで、患者の平均年齢は72.61歳、平均入院期間は17.89日(全国平均在院日数は19.34日)でした。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈-経皮的カテーテル心筋焼灼術-処置2:なし 144 3.36 4.79 0.69% 67.58
050130xx9900xx 心不全-手術なし-処置1:なし-処置2:なし 93 19.88 17.35 8.60% 82.56
050050xx9923xx 狭心症、慢性虚血性心疾患-手術なし-処置1:2あり-処置2:3あり 88 3.22 6.13 0.00% 70.74
050210xx97000x 徐脈性不整脈-手術あり-処置1:なし、1,3あり-処置2:なし-副病:なし 80 9.08 10.24 3.75% 80.76
050050xx0203xx 狭心症、慢性虚血性心疾患-経皮的冠動脈形成術等-処置1:なし、1,2あり-処置2:3あり 74 3.54 9.62 0.00% 71.43
当院循環器内科で、入院患者数の多い疾患(上位5位まで)をあらわした指標です。
①最も件数の多い疾患は頻脈性心房細動に対し経皮的カテーテル心筋焼灼術等を実施したケースで、患者の平均年齢は67.58歳、平均入院期間は3.36日(全国平均在院日数は4.79日)でした。
②2番目に多い疾患は心不全で、患者の平均年齢は82.56歳、平均入院期間は19.88日(全国平均在院日数は17.35日)でした。
③3番目多い疾患は、狭心症、慢性虚血性心疾患に対し、心臓カテーテル検査とシンチ検査を実施したケースで、患者の平均年齢は70.74歳、平均入院期間は3.22日(全国平均在院日数は6.13日)でした。
④4番目に多い疾患は洞不全症候群、完全房室ブロックに対しペースメーカー移植術等を実施したケースで、患者の平均年齢は80.76歳、平均入院期間は9.08日(全国平均在院日数は10.24日)でした。
⑤5番目に多い疾患は、狭心症、慢性虚血性心疾患に対し経皮的冠動脈ステント留置術、経皮的冠動脈形成術等を実施したケースで、患者の平均年齢は71.43歳、平均入院期間は3.54日(全国平均在院日数は9.62日)でした。
救急集中治療科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎-手術なし-処置2:なし 19 16.21 20.57 42.11% 83.00
180010x0xxx2xx 敗血症(1歳以上)-処置2:2あり 15 33.40 31.19 80.00% 81.73
030400xx99xxxx 前庭機能障害-手術なし 14 3.50 4.92 0.00% 69.29
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症-手術なし 14 11.43 13.14 35.71% 81.29
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷-手術なし-処置2:なし-副病:なし 14 3.43 8.30 0.00% 57.29
当院救急集中治療科で、入院患者数の多い疾患(上位5位まで)をあらわした指標です。
①最も件数の多い疾患は誤嚥性肺炎で、患者の平均年齢は83.00歳、平均入院期間は16.21日(全国平均在院日数は20.57日)でした。
②2番目に多い疾患は、敗血症に対し中心静脈注射、人工呼吸を実施したケースで、患者の平均年齢は81.73歳、平均入院期間は33.40日(全国平均在院日数は31.19日)でした。
③3番目に多い疾患はめまいやメニエール病等で、患者の平均年齢は69.29歳、平均入院期間は3.50日(全国平均在院日数は4.92日)でした。
④同じく3番目に多い疾患は急性腎盂腎炎で、患者の平均年齢は81.29歳、平均入院期間は11.43日(全国平均在院日数は13.14日)でした。
⑤同じく3番目に多い疾患は急性硬膜下血腫や脳震盪等で、患者の平均年齢は57.29歳、平均入院期間は3.43日(全国平均在院日数は8.30日)でした。
血液・リウマチ内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070560xx99x00x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患-手術なし-処置2:なし-副病:なし 18 23.83 14.75 0.00% 69.22
130030xx99x3xx 非ホジキンリンパ腫-手術なし-処置2:3あり 15 19.67 15.64 0.00% 73.33
130030xx97x50x 非ホジキンリンパ腫-手術あり-処置2:5あり-副病:なし 14 24.36 31.17 0.00% 71.36
130030xx99x5xx 非ホジキンリンパ腫-手術なし-処置2:5あり 14 18.29 19.92 0.00% 78.43
070470xx99x0xx 関節リウマチ-手術なし-処置2:なし 11 18.91 15.50 27.27% 78.55
当院血液・リウマチ内科で、入院患者数の多い疾患(上位5位まで)をあらわした指標です。
①最も件数の多い疾患は、血管炎や全身性エリテマトーデスといった自己免疫疾患で、患者の平均年齢は69.22歳、平均入院期間は23.83日(全国平均在院日数は14.75日)でした。
②2番目に多い疾患は、非ホジキンリンパ腫に対し化学療法を実施したケースで、患者の平均年齢は73.33歳、平均入院期間は19.67日(全国平均在院日数は15.64日)でした。
③3番目に多い疾患は非ホジキンリンパ腫に対し化学療法(リツキシマブ+フィルグラスチム)を実施したケースで(輸血あり)、患者の平均年齢は71.36歳、平均入院期間は24.36日(全国平均在院日数は31.17日)でした。
④同じく3番目に多い疾患は非ホジキンリンパ腫に対し化学療法(リツキシマブ+フィルグラスチム)を実施したケースで(輸血なし)、患者の平均年齢は78.43歳、平均入院期間は18.29日(全国平均在院日数は19.92日)でした。
⑤5番目に多い疾患は関節リウマチで、患者の平均年齢は78.55歳、平均入院期間は18.91日(全国平均在院日数は15.50日)でした。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。)-内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 305 2.22 2.65 0.66% 70.90
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎-限局性腹腔膿瘍手術等-処置2:なし-副病:なし 170 9.10 9.21 5.88% 76.58
060102xx99xxxx 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患-手術なし 69 7.30 7.70 1.45% 59.48
060140xx97x0xx 胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わないもの)-その他の手術あり-処置2:なし 44 10.02 10.84 6.82% 72.66
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。)-その他の手術あり-処置2:なし 43 11.26 10.48 0.00% 76.88
当院消化器内科で、入院患者数の多い疾患(上位5位まで)をあらわした指標です。
①最も件数の多い疾患は、大腸ポリープに対し内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術等を実施したケースで、患者の平均年齢は70.90歳、平均入院期間は2.22日(全国平均在院日数は2.65日)でした。
②2番目に多い疾患は、総胆管結石、胆管炎等に対し内視鏡的手術を実施したケースで、患者の平均年齢は76.58歳、平均入院期間は9.10日(全国平均在院日数は9.21日)でした。
③3番目に多い疾患は大腸憩室炎で、患者の平均年齢は59.48歳、平均入院期間は7.30日(全国平均在院日数は7.70日)でした。
④4番目に多い疾患は、急性出血性胃十二指腸潰瘍に対し内視鏡的消化管止血術を実施したケースで、患者の平均年齢は72.66歳、平均入院期間は10.02日(全国平均在院日数は10.84日)でした。
⑤5番目に多い疾患は肝がんに対し血管塞栓術(選択的動脈化学塞栓術)等を実施したケースで、患者の平均年齢は76.88歳、平均入院期間は11.26日(全国平均在院日数は10.48日)でした。
消化器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上)-ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 154 3.73 4.74 0.65% 68.45
060150xx03xxxx 虫垂炎-虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 65 4.77 5.40 0.00% 38.68
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍-結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等-処置1:なし-副病:なし 54 16.20 15.76 3.70% 76.19
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など)-腹腔鏡下胆嚢摘出術等 49 5.98 6.25 2.04% 61.59
060335xx02000x 胆嚢炎等-腹腔鏡下胆嚢摘出術等-処置1:なし-処置2:なし-副病:なし 37 7.41 7.11 0.00% 58.03
当院消化器外科で、入院患者数の多い疾患(上位5位まで)をあらわした指標です。
①最も件数の多い疾患は、鼠経ヘルニア(15歳以上)に対し腹腔鏡下鼠経ヘルニア手術等を実施したケースで、患者の平均年齢は68.45歳、平均入院期間は3.73日(全国平均在院日数は4.74日)でした。
②2番目に多い疾患は、急性虫垂炎(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの)に対し腹腔鏡下虫垂切除術を実施したケースで、患者の平均年齢は38.68歳、平均入院期間は4.77日(全国平均在院日数は5.40日)でした。
③3番目に多い疾患は、結腸がんに対し腹腔鏡下結腸悪性腫瘍手術を実施したケースで、患者の平均年齢は76.19歳、平均入院期間は16.20日(全国平均在院日数は15.76日)でした。
④4番目に多い疾患は、胆嚢結石症等に対し腹腔鏡下胆嚢摘出術を実施したケースで、患者の平均年齢は61.59歳、平均入院期間は5.98日(全国平均在院日数は6.25日)でした。
⑤5番目に多い疾患は、胆嚢炎等に対し腹腔鏡下胆嚢摘出術を実施したケースで、患者の平均年齢は58.03歳、平均入院期間は7.41日(全国平均在院日数は7.11日)でした。
糖尿病・内分泌内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)-処置2:1あり 72 14.18 14.41 1.39% 67.39
10007xxxxxx0xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)-処置2:なし 29 10.21 11.15 0.00% 61.69
100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡-処置2:なし-副病:なし 16 14.44 13.25 12.50% 69.00
10006xxxxxx1xx 1型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)-処置2:1あり - - 13.42 - -
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症-手術なし - - 13.14 - -
当院糖尿病・内分泌内科で、入院患者数の多い疾患(上位5位まで)をあらわした指標です。
①最も件数の多い疾患は、2型糖尿病に対しインスリン製剤を投与したケースで、患者の平均年齢は67.39歳、平均入院期間は14.18日(全国平均在院日数は14.41日)でした。
②2番目に多い疾患は2型糖尿病(インスリン製剤なし)で、患者の平均年齢は61.69歳、平均入院期間は10.21日(全国平均在院日数は11.15日)でした。
③3番目に多い疾患は糖尿病性ケトアシドーシス等で、患者の平均年齢は69.00歳、平均入院期間は14.44日(全国平均在院日数は13.25日)でした。
乳腺外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍-乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等-処置1:なし 44 9.18 10.15 0.00% 63.89
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍-乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 22 5.00 5.88 0.00% 67.95
090020xx97xxxx 乳房の良性腫瘍-手術あり 15 3.53 4.10 0.00% 51.40
090010xx99x0xx 乳房の悪性腫瘍-手術なし-処置2:なし 13 10.77 9.61 7.69% 70.46
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍-その他の手術あり-処置2:なし 10 19.20 6.37 0.00% 63.00
当院乳腺外科で、入院患者数の多い疾患(上位5位まで)をあらわした指標です。
①最も件数の多い疾患は、乳がんに対し乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等を実施したケースで、患者の平均年齢は63.89歳、平均入院期間は9.18日(全国平均在院日数は10.15日)でした。
②2番目に多い疾患は、乳がんに対し乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)を実施したケースで、患者の平均年齢は67.95歳、平均入院期間は5.00日(全国平均在院日数は5.88日)でした。
③3番目に多い疾患は、乳腺腫瘤等に対し乳腺腫瘍摘出術を実施したケースで、患者の平均年齢は51.40歳、平均入院期間は3.53日(全国平均在院日数は4.10日)でした。
④4番目に多い疾患は乳がん(手術なし、処置なし)で、患者の平均年齢は70.46歳、平均入院期間は10.77日(全国平均在院日数は9.61日)でした。
⑤5番目に多い疾患は、乳がんに対し乳腺腫瘍摘出術等を実施したケースで、患者の平均年齢は63.00歳、平均入院期間は19.20日(全国平均在院日数は6.37日)でした。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 32 20 31 53 6 22 1 8
大腸癌 30 33 102 57 12 13 2 9
乳癌 26 30 26 12 1 8 1 8
肺癌 64 24 62 150 84 76 1 8
肝癌 8 8 13 20 3 39 2 6
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
胃癌・大腸癌・乳癌・肺癌・肝癌の5大癌について、癌の進行状況によって患者さんを分類した指標になります。
患者数は延患者数で集計しております。例えばある患者さんが一連の治療期間に入退院を繰り返した場合は、入退院を繰り返した回数分だけカウントします。
UICC病期分類に基づき、①T:原発腫瘍の拡がり②N:所属リンパ節転移の有無と拡がり③M:遠隔転移の有無により、Stage(病期)ⅠからⅣに分類しています。StageⅠは早期であり、癌の拡がりが大きくなるにつれてStageは上がっていきます。
当院の場合、胃癌はStageⅣ、大腸癌はStageⅢ、乳癌はStageⅡ、肺癌はStageⅣ、肝癌はStageⅣの患者さんが最も多い結果となりました。全体的にみるとStageⅢ,Ⅳの患者さんが多いですが、StageⅠ,Ⅱの患者さんも多く、癌患者さんを幅広く診療していることが分かります。
再発の多い癌は肺癌が最も多く、次いで肝癌、胃癌の順になっております。
※肺癌でStage不明が84件あるのは、2泊3日の検査目的入院では入院中に診断が確定していないからです。
当院は大阪府が指定する大阪府がん診療拠点病院として幅広い総合的ながん診療体制を展開しています。
進行癌に対し根治を目指した積極的な手術を行える技術や手術機器を備えています。また進行・再発に対し標準的な抗癌剤治療を十分に相談させていただいたうえで実施しております。さらに放射線治療科とも連携し、それぞれの患者さんに最も適した癌治療を行える環境が整っております。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 6 9.17 59.33
中等症 72 15.92 81.28
重症 19 22.58 82.63
超重症 3 11.00 85.33
不明 - - -
成人(18歳以上)の肺炎患者さんについて重症度別に患者数、平均在院日数、平均年齢を集計した指標です。
重症度分類はA-DROPスコアを用い、軽症~超重症の4段階で表記します。
当院の入院患者さんでは、中等症の患者さんが72例と最も多く、平均年齢は81.28歳でした。
重症度が高くなるほど平均在院日数は伸びる傾向にあります(超重症の平均在院日数が11.00日と短いのは患者数が3人と少数であったことと死亡退院が影響しています)。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 147 23.81 76.32 39.76%
その他 19 28.16 75.16 4.82%
当院では脳梗塞の病期、病型、重症度に応じて、抗血栓療法や血栓溶解療法、脳保護療法を組み合わせて治療を行っております。また、早期よりリハビリテーションを開始しております。
当院の場合、脳梗塞発症から3日以内の入院患者さんは147名と全体の約88.55%を占めており、急性期の患者さんを多く診ていることが分かります。
また大阪脳卒中医療連携ネットワークを活用し、急性期治療を終えた患者さんは、回復期リハビリテーションなど在宅復帰に向けたリハビリを実施している病院へ転院していただきます(脳梗塞発症から3日以内の患者さんの転院率は39.76%でした)。このように地域全体で患者さんの治療を行っております。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) etc. 85 3.14 18.54 69.41% 79.64
K0821 人工関節置換術(膝) etc. 77 3.18 22.08 16.88% 72.73
K0811 人工骨頭挿入術(股) etc. 59 5.09 19.66 67.80% 81.64
K0462 骨折観血的手術(前腕) etc. 47 2.96 8.06 17.02% 58.74
K1424 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(前方後方同時固定) 40 2.53 19.85 15.00% 75.00
当院整形外科で実施している主要な手術をあらわした指標です。
最も件数が多いのはK0461:骨折観血的手術で、主に大腿骨転子部骨折や大腿骨頚部骨折、上腕骨骨折等に対して行う手術です。
2番目のK0821:人工関節置換術は、主に膝関節症や股関節症等に対して行う手術です。
3番目のK0811:人工骨頭挿入術は、大腿骨頚部骨折等に対して行う手術です。
4番目のK0462:骨折観血的手術は、主に前腕、下腿の骨折に対して行う手術です。
5番目のK1424:脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(前方後方同時固定)は、腰部脊柱管狭窄症等に対して行う手術です。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K617-6 下肢静脈瘤血管内塞栓術 28 0.79 2.29 0.00% 67.89
K2191 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) 25 0.04 1.04 0.00% 74.68
K084 四肢切断術(大腿) etc. 10 7.20 50.40 40.00% 68.80
K427 頬骨骨折観血的整復術 10 1.40 2.20 0.00% 52.00
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) - - - - -
当院形成外科で実施している主要な手術をあらわした指標です。
最も件数が多いのはK617-6:下肢静脈瘤血管内塞栓術で、下肢静脈瘤に対して行う手術です。
2番目のK2191:眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法)は、眼瞼下垂症に対して行う手術です。
3番目のK084:四肢切断術(大腿)は、下肢ガス壊疽や下肢閉塞性動脈硬化症(壊疽あり)等に対して行う手術です。
同じく3番目のK427:頬骨骨折観血的整復術は、頬骨骨折や顔面多発骨折に対して行う手術です。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 18 0.39 9.22 5.56% 79.06
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) - - - - -
K160-2 頭蓋内微小血管減圧術 - - - - -
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) - - - - -
K171 経鼻的下垂体腫瘍摘出術 - - - - -
当院脳神経外科で実施している主要な手術をあらわした指標です。
最も件数が多いのはK164-2:慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術で、主に外傷性慢性硬膜下血腫に対して行う手術です。
呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの 40 1.78 10.13 2.50% 70.83
K5131 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除)) 28 3.21 7.21 7.14% 51.00
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) 28 1.50 10.00 0.00% 72.14
K514-22 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 区域切除 - - - - -
K5132 胸腔鏡下肺切除術(部分切除) - - - - -
当院呼吸器外科で実施している主要な手術をあらわした指標です。
最も件数が多いのはK514-23:胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える)で、肺がんに対して行う手術です。
2番目のK5131:胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除))は、気胸に対して行う手術です。
同じく2番目のK514-21:胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除)は、肺がんに対して行う手術です。
肛門外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7432 痔核手術(脱肛を含む)(硬化療法(四段階注射法)) 44 0.02 0.07 0.00% 65.73
K7434 痔核手術(脱肛を含む)(根治手術(硬化療法)を伴わない) 15 0.67 2.53 0.00% 54.73
K7462 痔瘻根治手術(複雑) - - - - -
K7435 痔核手術(脱肛を含む)(根治手術(硬化療法)を伴う) - - - - -
K744 裂肛又は肛門潰瘍根治手術 - - - - -
当院肛門外科で実施している主要な手術をあらわした指標です。
最も件数が多いのはK7432:痔核手術(脱肛を含む)(硬化療法(四段階注射法))で、2番目がK7434:痔核手術(脱肛を含む)(根治術(硬化療法)を伴わない)になります。いずれも内痔核に対して行う手術です。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) 712 0.08 2.02 0.00% 75.76
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) 22 3.23 12.82 0.00% 64.59
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他) 12 0.92 8.83 0.00% 62.75
K279 硝子体切除術 - - - - -
K274 前房、虹彩内異物除去術 - - - - -
当院眼科で実施している主要な手術をあらわした指標です。
最も件数が多いのはK2821ロ:水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他)で、白内障に対して行う手術です。
2番目に多いのがK2801:硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む)、3番目がK2802:硝子体茎顕微鏡下離断術(その他)で、裂孔原性網膜剥離、黄斑円孔、増殖性硝子体網膜症、硝子体出血等に対して行う手術です。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術 摘出 etc. 24 0.13 7.29 0.00% 27.96
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 15 0.33 3.13 0.00% 62.40
K368 扁桃周囲膿瘍切開術 15 0.13 6.13 0.00% 38.33
K6261 リンパ節摘出術(長径3cm未満) - - - - -
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術) - - - - -
当院耳鼻咽喉科で実施している主要な手術をあらわした指標です。
最も件数が多いのはK3772:口蓋扁桃摘出術で、主に慢性扁桃炎に対して行う手術です。
2番目に多いのがK340-5:内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術)で、慢性副鼻腔炎に対して行う手術です。
同じく2番目に多いのがK368:扁桃周囲膿瘍切開術で、扁桃周囲膿瘍に対して行う手術です。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036ロ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(その他) 113 0.74 4.45 0.88% 76.11
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) 37 0.78 3.84 0.00% 63.81
K841-21 経尿道的レーザー前立腺切除・蒸散術(ホルミウムレーザー等使用) 25 1.36 5.28 0.00% 75.12
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 23 0.04 4.13 4.35% 68.52
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 18 1.11 9.17 0.00% 69.94
当院泌尿器科で実施している主要な手術をあらわした指標です。
最も件数が多いのはK8036ロ:膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(その他)で、膀胱がんに対して行う手術です。
2番目のK7811:経尿道的尿路結石除去術(レーザー)は、尿管結石症や腎結石症等に対して行う手術です。
3番目のK841-21:経尿道的レーザー前立腺切除術(ホルミウムレーザー)は、前立腺肥大症に対して行う手術です。
4番目のK783-2:経尿道的尿管ステント留置術は、膿腎症や尿管結石性閉塞を伴う水腎症等に対して行う手術です。
5番目のK773-2:腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術は、腎がんや尿管がん等に対して行う手術です。
婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側) 腹腔鏡によるもの etc. 38 1.03 4.24 0.00% 39.24
K867 子宮頸部(腟部)切除術 35 0.03 1.00 0.00% 38.43
K877 子宮全摘術 22 0.96 8.09 0.00% 48.09
K879 子宮悪性腫瘍手術 15 1.67 16.87 0.00% 52.00
K889 子宮附属器悪性腫瘍手術(両側) 15 1.87 9.47 0.00% 57.67
当院婦人科で実施している主要な手術をあらわした指標です。
最も件数が多いのはK8882:子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡)で、卵巣の良性腫瘍等に対して行う手術です。
2番目のK867:子宮頸部(腟部)切除術は、子宮頚部異形成に対して行う手術です。
3番目のK877:子宮全摘術は、子宮筋腫等に対して行う手術です。
4番目のK879:子宮悪性腫瘍手術は、子宮頸がんや子宮体がんに対して行う手術です。
同じく4番目のK889:子宮附属器悪性腫瘍手術(両側)は、卵巣がんに対して行う手術です。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 111 2.07 1.51 0.00% 69.60
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 92 1.48 2.76 6.52% 78.35
K5463 経皮的冠動脈形成術(その他) 83 1.27 2.29 1.20% 71.58
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 54 1.17 4.17 0.00% 73.22
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 46 2.41 8.59 6.52% 81.39
当院循環器内科で実施している主要な手術をあらわした指標です。
最も件数が多いのはK5951:経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ)で、主に心房細動に対して行う手術です。
2番目のK616:四肢の血管拡張術・血栓除去術は、下肢閉塞性動脈硬化症に対して行う手術です。
3番目のK5463:経皮的冠動脈形成術(その他)と4番目のK5493:経皮的冠動脈ステント留置術(その他)は、狭心症や慢性虚血性心疾患に対して行う手術です。
5番目のK5972:ペースメーカー移植術(経静脈電極の場合)は、完全房室ブロックや洞不全症候群等に対して行う手術です。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 307 0.34 1.26 0.98% 70.88
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 180 1.15 11.15 7.78% 77.96
K6871 内視鏡的乳頭切開術 乳頭括約筋切開のみのもの etc. 58 1.55 8.17 3.45% 74.64
K654 内視鏡的消化管止血術 45 0.76 12.98 8.89% 74.44
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) 33 1.97 7.12 0.00% 76.52
当院消化器内科で実施している主要な手術をあらわした指標です。
最も件数が多いのはK7211:内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満)で、大腸ポリープに対して行う手術です。
2番目のK688:内視鏡的胆道ステント留置術と3番目のK6871:内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみのもの)は、総胆管結石や胆管炎、あるいは悪性腫瘍による胆管閉塞等に対して行う手術です。
4番目のK654:内視鏡的消化管止血術は、急性出血性胃十二指腸潰瘍等に対して行う手術です。
5番目のK6152:血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術)は、肝細胞がんに対して行う手術です。
消化器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 142 1.18 1.45 0.70% 66.63
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 94 2.53 5.11 2.13% 61.06
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 65 5.59 12.55 3.08% 76.83
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 64 0.36 3.39 0.00% 38.48
K718-22 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴うもの) 26 0.42 10.39 7.69% 54.65
当院消化器外科で実施している主要な手術をあらわした指標です。
最も件数が多いのはK634:腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側)で、鼠経ヘルニアに対して行う手術です。
2番目のK672-2:腹腔鏡下胆嚢摘出術は、胆嚢結石症や胆嚢炎に対して行う手術です。
3番目のK719-3:腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術は、結腸がんに対して行う手術です。
4番目のK718-21:腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの)は、急性虫垂炎に対して行う手術です。
5番目のK718-22:腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴うもの)は、急性虫垂炎(膿瘍あり)に対して行う手術です。
乳腺外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 24 2.00 6.50 0.00% 66.83
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 22 1.00 3.00 0.00% 67.95
K4765 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術・胸筋切除を併施しない) 20 1.00 7.15 0.00% 59.85
K4741 乳腺腫瘍摘出術(長径5cm未満) 14 0.93 1.36 0.00% 51.93
K4742 乳腺腫瘍摘出術(長径5cm以上) - - - - -
当院乳腺外科で実施している主要な手術をあらわした指標です。
最も件数が多いのはK4763:乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わない))で、乳がんに対して行う手術です。
2番目のK4762:乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない))、3番目のK4765:乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(胸筋切除を併施しない))は、いずれも乳がんに対して行う手術です。
4番目のK4741:乳腺腫瘍摘出術(5cm未満)は、乳腺腫瘤等に対して行う手術です。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 2 0.02%
異なる 28 0.31%
180010 敗血症 同一 22 0.25%
異なる 47 0.52%
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる 1 0.01%
180040 手術・処置等の合併症 同一 30 0.33%
異なる 4 0.05%
この指標は治療を行う過程で、患者さんの容態や症状によって起こりうる感染症や合併症の発生率をあわらしています。
当院は高度な医療を提供する急性期医療機関であり積極的に重症患者さんを受け入れています。そのため入院時から播種性血管内凝固症候群や敗血症といった重篤な状態にある患者さんもいます。
また入院時は別の疾患で入院していましたが、その後状態が変化し、播種性血管内凝固症候群となった症例は28例、敗血症となった症例は47例ありました。その内訳をみると誤嚥性肺炎・肺炎・腹膜炎といった重症感染症例や緊急処置・手術を要した症例が多く、やはり状態悪化の経過の中でDIC、敗血症が起こったと考えられます。
また入院後に真菌感染症を発症した症例は1件ありました。
手術・処置等の合併症(手術ミスという意味ではありません)については、入院のきっかけとなった病名と保険請求病名が同一である患者さんが30人いました。具体的には術後の創部感染、整形外科的挿入物の合併症(人工股関節の脱臼やゆるみ等)、体内挿入物による感染等(カテーテルによるもの等)となります。
更新履歴
2022/9/28
令和3年度の病院指標を公開しました。