消化器外科 臨床研修について
経験、習得すべき事項
まず消化器疾患や乳腺を中心に、 minor surgery として外来手術が必要なその他の患者の症状・所見を経験し、これらの検査結果から適切な診断や治療方法を判断できる。 さらに救急疾患を的確に診断し、そのプライマリーケアーが適切にできる。また患者・家族と良好なコミュニケーションを醸成できる。
(1)頻度の高い症状
胃疾患 (胃癌、胃十二指腸潰瘍) | 腸疾患 (大腸癌、急性虫垂炎、イレウス) | 乳癌 | 胆石症 |
肛門疾患(痔核、痔瘻) | ヘルニア | 胆道・膵腫瘍 | 肝臓癌 |
(2)緊急を要する症状・病態
吐血 | 下血 | 急性腹症 | イレウス |
(3)経験が求められる疾患・病態
一般消化器疾患の診断・治療と同時にターミナル・ケアにも対応できる。
当診療科における研修の特徴
多種類の一般外科疾患を経験し、基本的な知識や手技の習得を目標にしている。
同時に社会常識やマナーの習得にも心掛ける。
診療実績
- 症例別手術件数(全麻+腰麻/硬麻)