大規模災害訓練

大規模災害訓練

10月26日(日)に、第7回大規模災害訓練を実施しました。
今年度も城東消防署、城東区役所、城東区医師会、近隣医療機関の方々や、大阪済生会野江看護専門学校の学生さんのご協力のもと、当院職員合わせて総勢約170名での訓練となりました。

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訓練では大阪市内を震源とする震度6強の地震が発生したと想定し、病院内外からの被災状況の集約や災害対策本部の立ち上げ、多くの傷病者が来院されることを予測しながらトリアージエリアの開設準備を行いました。
また、城東区役所と連携しLINEを活用した情報伝達訓練を同時に行い、行政や近隣医療機関との連携を図りました。

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トリアージ訓練では、正面玄関前に設置したトリアージポストに訪れた傷病者役の学生さんに対し、医師や看護師、事務職員などが協力しながら迅速にトリアージを実施し、緊急度や重症度に応じて色分けされたエリアへストレッチャーや車いすで搬送し処置や検査を行うなど、実際に災害が発生したかのように真剣に取り組んでいました。
訓練後半には地震発生に伴う津波襲来を想定し、1階に設置した災害対策本部や傷病者を2階へ避難させる訓練を行い、エレベーターやエスカレーターが使用できない状況の中、担架や毛布を使用し人力で垂直避難を行いました。

訓練を通して、参加した職員が災害への意識を持つ機会となり、南海トラフ大地震が高い確率で発生すると予想される中、災害協力病院として地域の安全安心の場となるよう今後も訓練を継続していきたいと思います。

※『トリアージ』とは…多数の傷病者が同時に発生した場合、傷病者の緊急度や重症度に応じて適切な処置や搬送を行うために、傷病者の治療優先順位を決めること。

お知らせ

  • 釜ヶ崎地区健診事業

  • 大規模災害訓練

  • 小学2年生が町たんけん

  • 第13回緩和ケア研修会

  • 第26回大阪市東部地域医療連携学術講演会

  • 中学校と高校でがん教育

  • 高校生1日看護体験

  • なでしこふれあいコンサート

  • 呼吸器センター症例報告会

  • 大阪府済生会親善ソフトボール大会 優勝!!

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