釜ヶ崎地区健診事業
10月27日から29日の3日間、済生会生活困窮者支援事業なでしこプランの一環として、今年で15回目となる釜ヶ崎地区健診事業を行いました。
当事業は、大阪府下の済生会9病院が一丸となって取り組み、問診・血圧測定・血液検査を行うものです。当院からは16名が参加しました。
健診対象者となる方は主に大阪市特別清掃事業に登録されている方であり、今年は計363名が受診されました。
当事業を継続してきた結果、自分の健康状態を意識するようになり、かかりつけ医をもつ登録者の方も増えてきた印象です。
今後も、釜ヶ崎地区で生活される方の病気の予防と健康の増進を支援していきたいと考えています。

<大阪市特別清掃事業とは>
あいりん地域に生活する55歳以上の日雇い労働者の就労生活保障対策事業です。生活保護を受給していないことが原則です。月2-3回、登録番号順に仕事を得ています。建設労働では体力が続かない人でも働けるような屋外軽作業を担います。
