眼科 後期臨床研修カリキュラム
概要
医師数
・常勤医師 4名 (日本眼科学会専門医 2名)
特色
白内障のみならず、網膜硝子体疾患、ぶどう膜炎、緑内障まで幅広く手術治療を行っており、症例数が豊富である。手術教育に力を入れている。
診療実績
年間外来実患者数 | 5,689名 |
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年間入院実患者数 | 758名 |
手術件数 | 894件 |
(白内障手術 748件、硝子体手術 77件、緑内障手術 24件、網膜剥離術 6件 他)
臨床研究
緑内障疾患における眼圧コントロールと視野変化の検討
一般目標
専門医資格の取得と白内障手術の技能の獲得。
行動目標
- 眼科全般の診療の基本的手技、診療方針を理解する。
- 眼科における検査:蛍光眼底造影の読影、視野検査の読み方、斜視、眼球運動障害の検査を理解する。
- 手術に関しては白内障手術が安全に行える技能を習得し、さらには緑内障、網膜硝子体疾患の手術の基礎を習得する。
- 医長の入院患者の主治医を担当し、基本的な治療方針を学ぶ。
- 習熟の程度に合わせて外来診療を担当し、眼科全般の疾患の理解と診療方針を学ぶ。
- 手術に関しては、関西医科大学の施設を借り、豚眼を用いて白内障手術の基本操作を習得する。
研修の内容と目標
行動目標を参照
週間スケジュール
午前 | 午後 | |
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月 | 医長のシュライバー または外来診察 | 病棟患者の診察 レーザー治療見学、英文抄読会 |
火 | 医長回診見学、手術研修 | 手術研修 |
水 | 医長のシュライバー または外来診察 | 病棟患者の診察 |
木 | 医長のシュライバー または病棟患者の診察 | 手術研修 蛍光眼病底影の読影会・症例検討会(月1回) |
金 | 医長回診見学 | 病棟患者の診察 |
専門医の取得
眼科専門医研修施設で4年間研修を行い、手術症例を100例、学会発表を2回、論文報告を1回行うことが受験資格の条件であり、さらにその間、日本眼科学会会員であり、受験時に日本眼科医会の会員であることが必要である。
他科へのローテーション
内科、麻酔科等、希望があれば可能である。
他施設との協力関係
関西医科大学が近辺にあり、大学のカンファレンス等に参加できる。また、手術研修施設も使用可能である。