済生会野江病院は医療や福祉に貢献することを使命とし、地域の唯一の公的病院として、また基幹病院として周辺医療機関と協力し良質で安全な医療を提供すると同時に、人材の育成・指導・教育をしなければならない。 特に医師は医療体制の中でチームリーダーとして重い責任があり、その能力を習得するには長期間の厳しいトレーニングが必要である。 平成16年度から新医師臨床研修制度が始まり、人格の涵養・プライマリーケアの習得・安全な医療の提供・全人的な対応等が求められており、当院は臨床研修病院として豊かな感性を持ち知識・技能・経験を十分習得し患者さんから信頼される医師を養成していきたい。
医師が医師としての人格を涵養し、医学及び医療の果たすべき社会的役割を認識しつつ、一般的な診療において頻繁にかかわる疾病に、適切に対応できる診療能力を身につけることを第一の研修目標とします。
当院は、大阪市東部医療圏の地域医療を担う400床を有する中核病院として、地域医療支援病院、災害医療協力病院、大阪府がん診療拠点病院に指定されており、地域の人々が安心して生活できるよう保健・医療・福祉の向上に努めていく義務がある。そして、医療に貢献できる次世代の良医を養成する役割も併せて持っており、病院全体として医師の臨床研修を積極的にサポートする。
基幹型病院として研修医を採用するほか、協力型臨床研修病院として、当院が病院群に含まれる基幹型臨床研修病院より要望があった時には研修医を受け入れる。
初期臨床研修修了者がさらに専門分野の高度な知識及び技術を習得することを目的とします。
詳細は各科プログラムを参照してください。