皮膚科 後期臨床研修カリキュラム
概要
医師数
常勤医師 1名
(日本皮膚科学会専門医 1名)
特色
- 皮膚疾患の専門的知識、診断、治療技術の取得が可能である。
- 皮膚外科についても適応、方法、限界が理解できる幅広い症例を経験できる。
診療実績
・年間外来実患者数 | 2,774名 |
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・年間入院実患者数 | 11名 |
一般目標
皮膚疾患全般について、必要な知識、技術を習得し、個々の症例に応じた適切な診断、治療が自力でできるようになることを目標とする。
行動目標
1年目 | 皮膚疾患の診断を正確に行うための発疹学を習得し、皮膚科検査法及び皮膚病理組織学の基本事項を習得する。 |
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2年目 | 皮膚疾患に対する適切な治療法の習得 |
3年目 | 全身疾患と皮膚病変の関連についての習得 |
研修の内容と目標
1年目 | 外来診察、検査法、手術療法の介助、救急皮膚科疾患の習得。 |
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2年目 | 外来診察の実施。比較的問題のない良性皮膚腫瘍の手術実施。 |
3年目 | 他科よりの専門的なコンサルトに十分対応でき、独立して皮膚科診療を実施。 |
週間スケジュール
午前 | 午後 | |
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月 | 外来診察 | 外来診察(パッチテスト) 病棟褥瘡回診 |
火 | 外来診察 | 外来診察 |
水 | 外来診察 | 外来診察(パッチテスト) 病棟褥瘡回診 |
木 | 手術 特別養護老人施設患者診察 | 外来診察(パッチテスト) |
金 | 外来診察 | 手術、症例検討・病理組織検討会、病棟回診 |
専門医の取得
当科は日本皮膚科学会の指定を受けた研修指定施設であり、5年間以上の研修と講習会受講、学会発表、原著発表について定められた単位数を取得し、専門医認定試験に合格すれば、専門医となる。但し、日本皮膚科学会正会員として行った初期研修の期間も算定される。
他科へのローテーション
希望により、計1年以内であれば、認める。