耳鼻咽喉科 臨床研修について
経験、習得すべき事項
耳鼻咽喉科における研修の目標は、頻度の高い症状を経験し、その症状から予測される耳鼻咽喉科疾患を鑑別し、処置を中心とした治療法を学ぶこと、難聴、耳鳴、めまい、嗅覚障害、味覚障害などの感覚器障害に対する検査法をマスターし、その基本的治療法を学ぶこと、および耳鼻咽喉科・頭頸部外科の手術を通して、一般的な手術手技を習得することである。
(1) 症状
耳痛 | 難聴 | 耳鳴 | めまい | 鼻出血 |
鼻閉 | 咽頭痛 | 嗄声 | 頸部膨脹 | 咽喉頭違和感 |
(2) 疾患
中耳炎 | 副鼻腔炎 | アレルギー性鼻炎 | 扁桃炎 |
(3) 病態
顔面外傷 | 急性上気道感染 |
当診療科における研修の特徴
上記症状・疾患・病態に加え、以下の点について研修する。
(1) 症状
耳漏 | 耳閉感 | 平衡障害 | 鼻汁 |
嚥下・構音・言語障害 | 唾液腺腫脹 | いびき | 頸部痛 |
(2) 疾患
急性・慢性中耳炎 | 滲出性中耳炎 | 真珠腫性中耳炎 | 急性感音性難聴 |
耳瘻孔 | 顔面神経麻痺 | 鼻中隔彎曲症 | 術後性上顎嚢胞 |
鼻副鼻腔腫瘍 | 口内炎 | 舌炎 | 口腔腫瘍 |
唾石症 | 睡眠時無呼吸症候群 | アデノイド増殖症 | 扁桃周囲膿瘍 |
声帯ポリープ | 反回神経麻痺 | 喉頭癌 | 耳下腺腫瘍 |
甲状腺腫瘍 |
(3) 病態
頭頸部腫瘍術後状態(人工喉頭および遊離移植を含む) |
診療実績
- 手術件数