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臨床研修制度 インデックス

循環器内科 臨床研修について

経験、習得すべき事項

身体所見、検査所見に基づき循環器内科の鑑別診断と初期治療に関する知識、技術を修得する。

(1)頻度の高い症状
胸痛背部痛心窩部痛呼吸困難浮腫
動悸失神   
(2)緊急を要する病態

以下の疾患の初期治療に参加する

急性心筋梗塞不安定狭心症急性心不全急性大動脈解離肺塞栓
(3)経験が求められる疾患

以下の疾患について入院患者を受け持ち、診断、治療について症例レポートを提出する

急性心筋梗塞狭心症急性心不全不整脈閉塞性動脈硬化症
大動脈疾患肺塞栓弁膜疾患心筋疾患 

当診療科における研修の特徴

当科はICU・CCU計10床を有し、24時間体制で循環器急性救急に対応している。このため診療圏は近隣の城東区、鶴見区、旭区の他守口市、門真市、寝屋川市、大東市など広範囲であり、症例は急性循環器疾患全般におよぶ。
冠動脈疾患の診療には特に力を入れており、急性心筋梗塞に対しても発症早期であれば積極的に緊急PCIを行っている。したがって、研修においては急性循環器疾患の診断、治療に必要な基本的知識と技術を身につけることを目標とする。
また、緊急を要する重症例に対し、医師と看護師・コメディカルが連携して医療を行うことにより、チーム医療の重要性を体得する。

週間スケジュール

8:50~   入院患者診療・血管造影検査    ~17:00
17:00~症例検討会
8:50~   入院患者診療・血管造影検査    ~17:00
8:50~   入院患者診療・血管造影検査    ~17:00
17:00~17:30 アンギオ症例検討会
17:30~18:00 心臓血管外科合同カンファレンス
8:50~   入院患者診療・血管造影検査    ~17:00
8:50~   入院患者診療・血管造影検査    ~17:00

診療実績

  • 循環器内科患者数および検査・治療件数
  • 循環器関連生理機能検査件数

詳しく見る

研修医の皆さんへ

当科では大阪市東部の基幹施設として城東区、鶴見区、旭区などを中心に循環器診療に当たっています。特に急性心筋 梗塞、心不全、ショックなど救急疾患の症例が豊富で、CCUを有し24時間体制で対応しています。また外来では心血管病の二次予防を中心に高血圧、不整脈またメタボリック症候群の管理を行っています。ローテーション中は経験豊な指導医とともに、病棟業 務(当直を含む)、救急診療、アンギオ業務などを研修し、科内カンファレンス、学会、他施設との合同勉強会に参加することで幅広い観点から循環器疾患を経験していただけます。限られた期間ですが循環器医として生死に深くかかわることで、その使命とやりがいを実感していただければと考えています。

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