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臨床研修制度 インデックス

脳神経外科 後期臨床研修カリキュラム

概要

診療責任者

部長:西岡 達也

日本脳神経外科学会専門医

医師数

・常勤医師 5名

(日本脳神経外科学会専門医 5名、 日本脳卒中学会専門医 2名)

特色

対象疾患は、脳血管障害(くも膜下出血、脳出血、脳梗塞)、脳腫瘍、頭部外傷、機能的疾患(三叉神経痛、半側顔面けいれんなど)、感染性疾患(脳膿瘍など)、脊椎疾患(頸椎・腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症など)と、脳神経外科疾患全般にわたり均等に分布しており、バランスのとれた脳神経外科医の育成を目指している。

診療実績
・年間外来実患者数
3,021名
・年間入院実患者数
267名
・手術件数
156件

(脳動脈瘤  20件、脳腫瘍  30件、血管内手術  13件)

指導スタッフ
副院長絹田 祐司(金沢大学卒)
部長西岡 達也(京都大学卒)
診療部長和田 英樹(京都大学卒)
脳卒中センター部長河野 勝彦(愛媛大学卒)
臨床研究

脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血の予後について
三叉神経痛の手術成績、など(当科研究)

一般目標

脳神経外科医としての診察・診断技術を習得し、手術を多数経験し、技能を高め、脳神経外科専門医資格取得を目指す。

行動目標

  1. 患者診察、技術の向上
  2. 患者術前・術後管理技術の向上
  3. 手術技術の向上

研修の内容と目標

  1. 神経学的診断法、画像診断法の習熟、脳血管撮影や脊髄造影技術、穿頭術技能の習得
  2. 上記診断法に加え、術前術後の患者管理の習熟、頭蓋形成術やシャント手術の技能習得
  3. 重症患者の術前術後管理の習熟、開頭術や脊椎手術の技能習得

週間スケジュール

 午前午後
外来診察・病棟回診手術
モーニングカンファレンス
外来診察・病棟回診
検査 (脳血管撮影・脊髄撮影)
外来診察・病棟回診
手術
手術
外来診察・病棟回診検査(脳血管撮影・脊髄撮影)
症例検討会・部長回診
外来診察・病棟回診 

専門医の取得

当科は、京都大学医学部脳神経外科・関連施設であり、当院を含めた研修プログラムで通算4年以上所定の研修が必要となる(少なくとも3年以上脳神経外科臨床に専従し、カリキュラム委員会が定める脳神経外科疾患の管理・手術経験の目標を満たすことが必須)。

他科へのローテーション

希望により、他科へのローテーション(6か月程度)は可能である。

他施設との協力関係

研修期間中も、京大関連施設への見学・検討会参加は可能であり、研修終了後は当院スタッフとしての採用や、他院への推薦、京大医局への入局や京大大学院への進学等の進路が考えられる。

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