腎臓内科department

概要

ご挨拶

当院の腎臓内科は2021年以降、京都大学腎臓内科より派遣された非常勤医師のみの体制でしたが、2024年10月より常勤医1名が着任しました。現在外来は月水金週3回(午前のみ)、必要に応じて入院対応も行っております。
透析病床は3床、アフェレシス1床があり、入院中の患者さんの透析治療を中心に行っています。
外来診療については長らく院内紹介のみの診療となっておりましたが、常勤医着任に伴い院外からのご紹介への対応を開始しました。症例によっては当院での対応が難しいものもありますが、その場合は周辺関連病院へすみやかにご紹介いたしますので、まずはかかりつけ医の先生から地域医療連携課を通じてお気軽にご相談ください。
※当面の間は紹介状をお持ちの患者さんのみの診療とさせていただきます。

診療内容

慢性腎臓病(CKD)

高齢化社会により慢性腎臓病患者さんは増加の一途を辿っており、直近の推計では成人の5人に1人が慢性腎臓病患者さんに該当するとされています。当科では主に保存期腎不全(血液透析などの腎代替療法に至る前の段階)の患者さんの診療を行っています。状態が安定した患者さんにつきましては、かかりつけ医への逆紹介を行います。

検尿異常(慢性糸球体腎炎、ネフローゼ症候群など)

当院は現在常勤医が1名しかおりませんので、腎生検は行っておりません。尿潜血や尿蛋白がみられ、主に免疫抑制剤が必要な疾患が想定される場合は、初期治療を含め関連病院へすみやかにご紹介いたします。退院後、病状が安定すれば当院での外来治療継続が可能です。また、糖尿病患者さんの場合でも、罹病期間が短いのに蛋白尿が突然大量に出現した場合など、糖尿病性腎症として非典型的な場合は、他疾患合併の鑑別のため腎生検を他院へ依頼する場合があります。

末期腎不全

慢性腎臓病が進行し、今後腎代替療法導入が必要と予想される患者さんにつきましては、腎代替療法の選択肢(血液透析、腹膜透析、腎移植)について外来で説明を行います。現状、いずれの腎代替療法の導入も当院では行っておりませんので、必要になった段階で関連病院へご紹介します。今後は段階的に、当院での血液透析導入を予定しておりますが、対応が難しい症例もありますので、まずはかかりつけ医の先生から地域医療連携課を通じてご相談ください。
※内シャント作製は当院では行っておりません

血液透析患者さんの入院診療

血液透析を他院で受けられている患者さんで、手術などで入院加療が必要になった患者さんの入院中の血液透析管理を行います。透析患者さんの受け入れについては、現状透析病床数が限られておりますので、各科と相談しながら行っております。

医師紹介

  • 生島 昭恵

    生島 昭恵
    いくしま あきえ

    役職 医長
    資格

    日本内科学会(認定医)
    日本腎臓学会(専門医・指導医)
    日本透析医学会(専門医)
    日本医師会認定産業医
    大阪府難病指定医
    身体障害者福祉法第15条指定医師(じん臓機能障害)

外来担当医表

午前 1階 予約外来
※井上
 (非常勤)
予約外来
生島
予約外来

 (非常勤)

※紹介状をお持ちの方のみ

pagetop