精神科に所属しています公認心理師・臨床心理士(以下、心理士と記す)です。
現在、常勤精神科医1名、非常勤精神科医1名、常勤心理士2名で業務を行っています。
精神科医による診察および心理士による心理療法は、当院に通院している患者さんで身体科の先生からご紹介いただいた方が対象になっております。院内患者さん限定ではありますが、身体のご病気により気持ちが落ち着かない、落ち込む、眠れない等の精神症状や気持ちを整理したい、話を聴いて欲しい等あればぜひご相談ください。身体が辛いときはこころも辛くなってしまうのは当然のことですので、精神的安定を図りながらより高い水準で治療が受けられるよう専門家が心理面のサポートをさせていただきます。
心理士と患者さんとの「対話」中心に進めます。守られた空間の中で、悩みや不安とじっくり向き合い、こころの問題を主体的に解決していくことを援助しています。また、来談する方の特徴に応じて、さまざまな心理療法(支持的心理療法、認知行動療法、イメージ療法、アサーショントレーニング、リラクセーション法、EMDR等)を用いて、問題解決が図れるように援助しています。
心理検査とは、種々の心理検査や観察面接を通じて個々人の独自性、個別性の固有な特徴や問題点の所在を明らかにすることを意味します。同時に、こころの問題で悩む方々をどのような方法で援助することが望ましいのかを査定するためにも用いられます。
労働者のこころの健康の保持増進のために事業場内スタッフとして個別対応による心理的支援や研修会講師等を務めています。また、野江看護専門学校の学生さんに対してもサポートを行っています。
当院では通院中でこころの悩みや症状をもつ方々に対して、心理士がじっくりとお話をうかがい、問題を乗り越えていくお手伝いをさせていただいております。
病気にかかると、さまざまなことを考えて気分が落ち込んだり、イライラしたり、不安になったりすることがあると思います。身体のこと、家族のこと、自分のこれからのこと・・・それは患者さんを支えるご家族様も同じだと思います。この気持ちを誰かに聞いてほしい、自分の気持ちを整理したい、この苦しさから抜け出したいという思いがありましたら、ぜひご相談ください。
※ご相談内容は一切、他に漏れることはありませんので、どうぞ安心してご相談ください。
臨床心理学を背景にしたカウンセリングのことです。
こころの専門家である心理士に自分の悩みを語り、一緒に考えていくうちに、こころが整理され、問題に対する解決の糸口が見えてくることと思います。
また、問題の内容によっては、心理検査を実施し、こころの状態や性格傾向、知能、認知症などの心理検査をさせていただき、適切な対処法を検討していきます。
現在、外来通院中の患者さん、入院患者さんとそのご家族様を対象にカウンセリングさせていただいております。
▸主治医に相談希望の旨をお伝えいただき、主治医から予約をしてもらってください。
▸主治医や病棟スタッフに相談希望の旨をお伝えいただき、主治医から予約をしてもらってください。
時間 | 1回50分 月~金曜日 午前9時から午後5時 |
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費用 | ▸外来通院中の患者さん…1回2,200円(税込)*ただし、初回は無料です。 ▸入院中の患者さん・ご家族様…無料 |
相談場所 | 2階 地域医療支援センター 心理相談室 (入院中の患者さんはベッドサイドでのカウンセリングも行っております) |