無菌治療センター
診療内容
白血病などの血液の病気や、抗がん剤治療などによってからだを守る力が低下した状態では感染を起こし易くなります。重症感染症を起こすと命の危険とともに、抗がん剤治療を中止・変更しなくてはならなくなる場合があるため、感染予防のために、フィルターを通したきれいな空気や滅菌水が利用できる無菌室という個室に移っていただいて行うのが無菌治療です。
近年、多種の抗がん剤を組み合わせての強力な治療も増えてきましたので、抗がん剤治療の際に無菌室での管理により安全に治療を受けていただけるようにしています。
当院では8階西病棟にある4部屋の無菌治療室に加え、アイソレーターという機械を利用して個室を準無菌室にすることができます。各科の主治医の先生と連携をとって運用しますので無菌室の利用に際して転科は必要ありません。
全ての抗がん剤治療で必要となる訳ではありませんが、抵抗力の低下している患者さんは必要に応じて当センターでの治療を受けていただきます。
スタッフ紹介
![]() |
センター長兼血液内科特任部長 田端 理英
[専門医・認定医] |
![]() |
血液内科部長 金子 仁臣 [専門医・認定医] 日本内科学会(認定内科医)/日本血液学会(専門医・指導医)/ 日本造血・免疫細胞療法学会(造血細胞移植認定医) |